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2011.12.1

2012年3月31日までの山荘ななみねの予約受付を開始いたしました。

2012年3月31日までの山荘ななみねの予約受付を開始いたしました。

今日から12月ですね。ますます寒さが厳しくなり、どんどん雪が降ります。
冬の季節の思い出を作りに、遊びにいらしてください。



福島県と聞いて、皆さんも気になることは、放射線の線量ではないでしょうか?
まったく目に見えないため、当初は私も不安でしたが、正しく理解することで、気を揉まなくなりました。

ここ南会津では、現在、1時間当たりの放射線の値が0.07~0.08[マイクロシーベルト]となっております。ちなみに平成21年度の平均値が0.02~0.04[マイクロシーベルト]で、その時の約2倍あるということは事実ですが、それでも人体に影響を与えるレベルではないと言えます。

以下、皆さんに分かってもらいたく、放射線について簡単に説明します。

◎まず、
1時間当たりの放射線量(南会津町は0.08[マイクロシーベルト])を年間の放射線量へ換算します。
0.08×24[時間]×365[日]=700.8マイクロシーベルト[年間]

そこで、単位を[マイクロシーベルト]から[ミリシーベルト]へ変換しますと、マイクロはミリの1000分の1のため、
700.8[マイクロシーベルト]=0.7008[ミリシーベルト]
となります。

つまり、南会津で1年間、家の外にいて浴びる放射線量が約0.7[ミリシーベルト]と言うことになります。

◎次に、
この、年間約0.7[ミリシーベルト]がどの程度の放射線量なのかを説明します。

身近なところでの一回に浴びる放射線量の例として挙げると、
東京‐ニューヨーク航空機往復・・・0.2[ミリシーベルト]
胃のX線集団検診1回・・・0.6[ミリシーベルト]
CTスキャン1回・・・6.9[ミリシーベルト]

つまり、南会津町の年間放射線量は、胃のX線検診1回や東京-ニューヨーク航空機往復を3~4回するときに浴びる放射線量ということです。

ちなみに、宇宙や大地、食べ物、大気中のラドンなどから受ける自然放射線量の値は年間で、
日本人の自然放射線による被ばくの平均値・・・1.5[ミリシーベルト]
世界の自然放射線による被ばくの平均値・・・2.4[ミリシーベルト]
となっております。
つまり、世界中どこにいても1年間あたり1.5~2.4[ミリシーベルト]程度の放射線を自然界から受けているということです。

◎最後に、
人体に影響を及ぼす放射線量って、どれくらいなの?について説明します。

これは、研究者や有識者の見解によって様々なのですが、おおよそ、一度に100~200[ミリシーベルト]の放射線を全身に浴びた場合、健康被害が出るのではないかとされています。

なので、1[ミリシーベルト]くらいの放射線量の被ばくでは、放射線が原因で、人体の健康へ影響を及ぼしているのかよくわかっていないのが現状です。

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結論
1時間当たりの放射線の値が0.07~0.08[マイクロシーベルト](年間約0.6~0.7[ミリシーベルト])と言う数値は、人体へ影響を及ぼす恐れのある放射線量ではないと言える。
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ちょっと長々となってしまい、申し訳なかったのですが、なんとなく、分かっていただけましたでしょうか?
えーと、つまり、
冬は、ソリに乗ったり、カンジキを履いて歩いたり、カマクラを作ったり、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、スキーやスノーボードなどで、雪国を満喫していただければ、うれしいです。

皆さんのお越しを、お待ちしております。





※参考文献
Newton 2008年10月号
http://www.newtonpress.co.jp/newton/radiation/pdf/Newton_radiation.pdf

文部科学省 原子力・放射線の安全確保パンフレット抜粋
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/anzenkakuho/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2009/07/06/vol2_p1_2.pdf
参考URLhttp://www.newtonpress.co.jp/newton/radiation/pdf/Newton_radiation.pdf